日本の郵便局には「風景印」という、郵便局周辺の名所旧跡等にちなむ図柄が描かれている消印があります。
最近では旅行などの際に、その地を訪問した記念に「風景印」を集める人も増えてきているんです。
今回は、成田空港内の郵便局各分室で「風景印」を押してもらう方法について解説します!
成田国際空港郵便局各分室の風景印
日本の郵便局には「風景印」という消印があります。
風景印とは、正式名称を風景入通信日付印と呼び、局名・押印年月日欄と共に、局周辺の名所旧跡等にちなむ図柄が描かれている消印です。
風景印が注目されているのは、デザイン的に凝った意匠が採用されていることが大きいように思います。その土地を訪問した想い出となる「記念スタンプ」にもなるわけですね!
風景印を押してもらう方法
- 記念押印(押印後、郵送発送せずに持帰る方法)
- 引受押印(押印後、そのまま郵送物として発送する方法)
風景印を押してもらう方法は、大きく「記念押印」と「引受押印」の2つに分かれます。
自分自身で記念スタンプとしてコレクションしたい場合は「記念押印」を、誰かに記念品として送りたい場合は「引受押印」を選ぶかたちになりますね。
実際に赴いて依頼する場合には、記念押印とか引受押印という言葉を使うことなく、単純に「風景印を押してください」で大丈夫です!
また、記念押印の一種として、郵便で押印を依頼し返送してもらう「郵頼」という方法もあります。現地を訪問した記念ではなく、コレクションとして集める場合にとられる方法ですが、念のため依頼方法を記載しておきます。
郵頼の依頼方法
次の3点を揃えて、押印を希望する郵便局に郵送で依頼します。
- 1通あたり合計63円以上の切手を貼った台紙・封筒、郵便ハガキ
- 押印位置や押印希望日を記載した依頼状(依頼人の住所氏名の他に連絡先電話番号を記入)
- 記念押印された台紙・封筒・郵便はがき等を返送するための、宛先記入済・切手貼付済の封筒
※依頼時に送る封筒に「風景印押印依頼在中」と朱書することが望ましいとされます。
【注意】最低額の郵便料金は必要です
風景印を押してもらうための条件
1通あたり合計63円以上の切手を貼った台紙・封筒または郵便ハガキが必要
風景印はあくまでも「消印」です。郵便局で、切手・ハガキに使用済みのしるしとして押す日付印なのですね。
ですので、切手などが貼られていなくてハガキでもない、白紙のスタンプ帳などに押してもらうことはできません…。
風景印を押してもらうためには、郵便物として発送できる最低料金を満たす必要があるのです。令和2年3月時点では、消費税込みで最低料金は63円ですね。
一番単純なのは、風景印を押してもらいたい郵便局の窓口で、ハガキを購入するのと同時に風景印の押印をお願いする方法かと思います!
【参考写真】成田国際空港郵便局各分室の風景印
成田空港内の郵便局でも、もちろん風景印を用意しています!
風景印を押してもらう方法は説明しましたが、口頭での依頼方法を再現すると、ごく単純に「ハガキを購入しますので、それに風景印を押してください」と依頼すればOKです!
自分で押しますか?それとも、こちらで押してお渡しししますか?と聞かれますので、お好きな方を選択してください。今回の写真例は全て、局員の方に押して頂いたものです。
成田郵便局空港第1旅客ビル内分室の風景印
成田郵便局空港第1旅客ビル内分室の風景印はこちら。
旅客機と第1ターミナルの看板を組み合わせたデザインになっています!
成田郵便局空港第2旅客ビル内分室の風景印
成田郵便局空港第2旅客ビル内分室の風景印はこちら。
旅客機と第2ターミナルの看板を組み合わせたデザインになっています!
成田郵便局の風景印
参考までに、成田郵便局の風景印はこちらです。
旅客機と成田市の花「あじさい」、成田市の木「梅」、そして成田山新勝寺を組み合わせたデザインになっています!
成田空港内の郵便局の場所等については、次の記事を参考にしてください。
成田空港で『風景印』を押してもらう方法を解説!【旅の記念スタンプとしておすすめ】まとめ
成田空港で『風景印』を押してもらう方法を解説しました!
- 日本の郵便局には「風景印」という、郵便局周辺の名所旧跡等にちなむ図柄が描かれている消印があります。
- 最近では旅行などの際に、その地を訪問した記念に風景印を集める人も増えてきています。
- 成田空港内の郵便局各分室でも風景印を用意しています!
- 風景印を押してもらう方法には、記念押印と引受押印、2つの方法があります。
- 実際に訪問して依頼する場合には、単純に「ハガキを購入しますので、それに風景印を押してください」と依頼すれば大丈夫です!