成田空港の基本情報

成田空港を利用する際に把握しておきたいターミナル構成

成田空港を利用する際に把握しておきたいターミナル構成
編集長ハナ
編集長ハナ
Webメディア『Naritime』の編集長ハナです。

成田空港を利用する際には、大きな視点で見た成田空港の構造・ターミナル構成を把握しておくと良いです。

とくに近年、LCC専用の第3ターミナルができたことで、ターミナル間の移動も複雑化しています。

成田空港のターミナル構成をおさえておけば、いざという時にも何かと便利かと思うんですよね…。

今回は、成田空港の構造・ターミナル構成を解説します!

成田空港は2つのターミナル群に大別できる

成田空港は、完成した順に第1から第3まで3つのターミナルがあります。

名前だけを見ると独立したターミナルのように見えるのですが、事実上は、第3ターミナルは第2ターミナルの付属施設的に考えると分かりやすいと思うんです。

  1. 第1ターミナル
  2. 第2ターミナル+第3ターミナル

こういうかたちで分けて考えた方が分かりやすい、ということですね。

鉄道の専用駅があるのは第1ターミナルと第2ターミナルのみ

多くの人が鉄道を利用して成田空港に入ることになると思いますが、JR線・京成線ともに、鉄道の専用駅が設置されているのは第1ターミナルと第2ターミナルのみです。

各航空会社が利用しているターミナルは、第1ターミナル・第2ターミナル(または第3ターミナル)に分かれています。

搭乗する航空便によって、利用ターミナルが指定されていますので必ず確認しましょう!

東京都内から成田空港に向かう場合は、第2ターミナルに先に到着することになります。

第1ターミナルと第2ターミナルの間は徒歩移動不可

第1ターミナルと第2ターミナル(および第3ターミナル)の間は、徒歩移動が不可能です。

ターミナル間の移動は、成田空港内を運航している無料シャトルバスを利用することになります。(タクシーまたは電車を利用しての移動も可能です)

なお、第2ターミナルと第3ターミナルの間は徒歩移動が可能です。第3ターミナルは、第2ターミナル経由でないと行くことができない構造となっているためですが、第3ターミナルについては、このあと解説しますね。

第3ターミナルについて2つの注意点

第2ターミナルから第3ターミナルへの連絡通路入口第2ターミナル~第3ターミナル間の距離は、徒歩通路でも最短500m

成田空港の第3ターミナルは、2015年開設の比較的新しい施設です。LCC専用ターミナルとして開設されたのですが、注意点が2つありますので順に解説しますね。

【第3ターミナルの注意点①】電車利用の場合は第2ターミナル経由で行く

第3ターミナルには鉄道の専用駅が開通していないので、鉄道を利用する場合は第2ターミナル経由で行くことになります。

多くの人が鉄道を利用して成田空港に入ることになると思いますので、ココは重要です!

鉄道利用で第3ターミナルに行く場合は、第2ターミナル経由で行く

この点は必ずおさえておいてください。

第3ターミナルと第2ターミナルをつなぐ連絡通路が開通していますので、徒歩での移動も可能ですし、無料シャトルバスを利用して移動することもできます。

【第3ターミナルの注意点②】全てのLCCが第3ターミナルを利用しているわけでは無い

第3ターミナルは、LCC専用ターミナルとして開設されたのですが、現状全てのLCCが第3ターミナルを利用しているわけではありません。

2019年10月27日より、Peachが第3ターミナルに移転していますので、集約化は進んでいるのですけれども…。

香港エクスプレス航空など、既存ターミナルを利用しているLCCも存在します。

基本的に、どのターミナルを利用するのかは事前に確認しておくと良いです!

参考までに、令和2年2月7日時点で、第3ターミナルを利用している航空会社は次の通りとなります。