成田空港は、2019年10月27日から運用時間を1時間延長して、24時までの離発着が可能となっています。
そうなると気になるのは交通機関、とくに終電の時間ではないかと思います…。
運用時間の延長に合わせて、2019年冬期スケジュール(10月27日~)以降の終電時間も変更。
各交通機関で、およそ1時間ほどは最終時間が延長されているんです。
今回は成田空港発の終電時間について、お伝えします!
成田空港運用時間延長への各交通機関の対応状況
- 【電車】京成スカイライナーの23時20分発便を新設
- 【バス】京成バス(東京シャトル)24時15分発便を新設
成田空港の運用時間延長への各交通機関の対応は、大きくは電車とバスの2つに分かれます。それぞれについて、現在の対応状況をお伝えします。
電車は23時20分発の京成スカイライナーが実質終電か
電車の最終出発時間としては、京成スカイライナーが成田空港駅の出発時間で50分延長されたことは非常に大きな改善ポイントでは無いかと思います。
23時20分に成田空港駅を出発する『京成スカイライナー』が実質的な終電
多くの成田空港利用者にとっては、そう考えて良いのではないでしょうか。
JR成田線、京成本線の時間延長は千葉方面への利便性改善となり、それぞれ40分~1時間前後延長されています。
バスは24時15分発の新設便で東京駅まで行くことが可能
深夜バスの出発時間も延長対応されています。ひとまずは、幕張新都心・東京行高速バスの新設という対応からスタート。
成田国際空港株式会社では、各バス会社と協議のうえ他の路線についても深夜時間の開設を進めて行くとしています。
23時20分発の京成スカイライナーなら首都圏の幅広いエリアに到着可能
23時20分に成田空港駅を出発する『京成スカイライナー』の新設で、首都圏のどのぐらいの範囲が当日帰宅できるエリアに入るのか?(厳密には当日帰宅ではありませんが…)
成田国際空港株式会社では、そちらのシミュレーションも示しています。
※【注意】関係する交通機関すべてに異常がない場合の理論的な到達可能範囲です。
【参考資料】到着可能な駅の一覧
こちらの一覧を見ると、到達可能な駅の範囲はかなり広いことが分かります。
- 東京都:八王子、高尾
- 神奈川県:横浜、磯子、相模大野
- 埼玉県:大宮、川越、北春日部
- 茨城県:取手、守谷
このぐらいまでカバーしているので、成田空港発の最終電車の利便性はかなり向上していると考えて良いように思います。
【参考資料】到達範囲のマップ
マップで見ると、首都圏一帯を幅広くカバーしていることが視覚的にも良く分かりますね!