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【屋上エリア】成田空港の展望デッキ・見学デッキの活用ガイド

【屋上エリア】成田空港の展望デッキ・見学デッキの活用ガイド
編集長ハナ
編集長ハナ
Webメディア『Naritime』の編集長ハナです。

成田空港では、第1ターミナルと第2ターミナルの屋上から、滑走路や駐機場の様子を見ることができます。

ただし、同じようにターミナルビルの屋上階と言っても、構造はかなり異なります。

それぞれ利用する人たちの傾向とか、過ごし方にも特徴があるんですよね。

成田空港の展望デッキ・見学デッキの活用ガイドをお伝えします!

基本的にメインの展望スペースは第1ターミナル

成田空港では、第1ターミナルと第2ターミナルの屋上から、滑走路や駐機場の様子を見ることができるようになっています。

それぞれに楽しみ方はあるのですが、一般的に想像するような、空港屋上の展望スペースのイメージで考えると「第1ターミナルの屋上がメインスペース」と言って良いと思います。

第1ターミナルと第2ターミナルの屋上、それぞれの違いを見てみましょう。

第1・第2ターミナルそれぞれの屋上スペースの違い

ターミナル 場所名 観測対象 飲食店
第1T 展望デッキ A滑走路 隣接
第2T 見学デッキ 駐機場 分離

(Naritime編集部にて分類)

第1・第2ターミナルの屋上は、行ってみると性格がかなり異なる印象を受けると思います。そもそも、『展望デッキ』・『見学デッキ』と、名前も違っていますね。

休憩用のベンチとか望遠鏡が設置されているのは共通しているのですが「空港の様子を観て楽しむ場所」という意味では、第1ターミナル屋上『展望デッキ』の方がメイン施設と言って良いように思います。

逆に、ゆっくり休憩するなら第2ターミナル屋上『見学デッキ』の方が向いているように思います。それぞれについて、説明しますね。

第1ターミナル『展望デッキ』は観て・食べて楽しめる場所

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』はテラス席からつながっているかたちです。第1ターミナル屋上の『展望デッキ』はテラス席からつながっているかたちです。

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』からは、4000mあるA滑走路を見渡すことができます。飛行機の離発着を展望する、メインスペースとなっているんですね。

フードコートスペースと隣接した構造になっていることも特徴の一つで、テラス席で食事をしながら離発着を眺めることもできます。

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』金網にあるカメラ窓第1ターミナル屋上の『展望デッキ』金網にあるカメラ窓

もちろん写真撮影スペースとしても有名で、土日などは大きな望遠レンズを抱えたカメラマンさんの姿も見られます。

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』には、金網にカメラのレンズを出せる窓があります。窓の大きさが限られるので、大きく左右に振るのは難しいので、ポイントを選ぶ必要がありますね。

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』の望遠鏡望遠鏡は120秒/100円です。

望遠鏡も何箇所かに設置されています。料金は120秒につき100円。

総合的に、エンターテイメント度としては第1ターミナル『展望デッキ』の方が優れていると思います。無料シャトルバスを使っても行って見る価値はありますよ!

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』は屋上スペースも広い!第1ターミナル屋上の『展望デッキ』は屋上スペースも広い!

第2ターミナル『見学デッキ』は休憩所的な性格が強い

第2ターミナル『見学デッキ』の入口は南北ともかなり奥まったところにあります。第2ターミナル『見学デッキ』の入口は南北ともかなり奥まったところにあります。

第2ターミナル屋上の『見学デッキ』は、やや地味な性格な場所なのは否めません…。

飲食店とは同フロアですが、鋼鉄製のドアで区切られているので、テラス席という雰囲気では無いんですね。(コンビニ等で買ったお弁当を食べたりすることは問題なく可能です)

第2ターミナル『見学デッキ』金網にあるカメラ窓第2ターミナル『見学デッキ』金網にあるカメラ窓

目の前に広がるのは駐機場ですから、正直、ダイナミックな動きに欠けることもあります。もちろん、それはそれで駐機場の貴重な光景を見ることができるのも確かです。

第2ターミナル『見学デッキ』金網も、同じようにカメラ窓が用意されています。

第2ターミナル『見学デッキ』の望遠鏡望遠鏡も同じく、120秒/100円です。

南北2つに物理的に場所が区切られていて、相互往来ができない構造になっているところもちょっと使いにくい感じはありますね。

とは言っても、その分、第1ターミナル屋上の『展望デッキ』よりも、静かに落ち着いて過ごせる場所になっていていることも確かかと思います。

第2ターミナル『見学デッキ』は南北が分離している分、スペース的には小さ目です。第2ターミナル『見学デッキ』は南北が分離している分、スペース的には小さ目です。

成田空港の展望デッキ・見学デッキへの行き方

ここからは、成田空港の展望デッキ・見学デッキへの行き方を解説しますね。

どちらも各ターミナルビルの最上階にあり、入口は両サイド付近にあることなど共通点も多く、それほど迷うことは無いかと思います。

大前提として、どちらも出国手続き前エリアからアクセスするかたちとなりますので、その点にはご注意ください。

第1ターミナル『展望デッキ』は5Fフードコート直結

場所 第1ターミナル5F
開放時間 【4月1日~9月30日】6:30~21:00
【10月1日~3月31日】7:00~21:00
フロアマップ 第1ターミナル屋上の『展望デッキ』位置

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』は、5Fフードコートと直結しています。南ウイング側と北ウイング側にそれぞれ1か所自動ドアが設置してあり、そこを通過すればすぐに『展望デッキ』に出ることができます。

第1ターミナル屋上の『展望デッキ』は5Fフードコートと直結第1ターミナル屋上の『展望デッキ』は、5Fフードコートと自動ドアで直結しています。

第2ターミナル『見学デッキ』は店舗エリア両端が入口

場所 第2ターミナル4F
開放時間 【4月1日~9月30日】6:30~21:00
【10月1日~3月31日】7:00~21:00
フロアマップ 第2ターミナル『見学デッキ』位置

第2ターミナル屋上の『見学デッキ』は、4Fショッピングモールの南北両端に入口が設置されています。こちらは自動ドアでは無く、鋼鉄製の頑丈なドアです。お湯を入れたカップラーメンなどを持ち出すときには、ちょっと注意した方が良いかと思います。

第2ターミナル屋上の『見学デッキ』は、南北2つが物理的に場所が区切られていて、相互往来ができない構造になっています。現状では、より見晴らしが良いのは北側エリアの方では無いかと思いますが、それぞれ見えるものが違うので双方見較べてみると良いのではないでしょうか。

第2ターミナル『見学デッキ』はガラス戸と鋼鉄ドアで区切られています。第2ターミナル『見学デッキ』はガラス戸と鋼鉄ドアで区切られています。

【屋上エリア】成田空港の展望デッキ・見学デッキの活用ガイド【まとめ】

成田空港の展望デッキ・見学デッキについてお伝えしました。

今回紹介したこと
  • 成田空港は、第1ターミナルと第2ターミナルの屋上が、滑走路や駐機場の様子を見ることができるエリアとなっています。
  • 第1ターミナル屋上の『展望デッキ』・第2ターミナル屋上の『見学デッキ』ともに休憩用のベンチ、望遠鏡、カメラ撮影用の窓が設置されています。
  • 第1ターミナル『展望デッキ』はフードコートスペースと隣接した構造になっていて、テラス席で食事をしながら離発着を眺めることもできます。
  • 「空港の様子を観て楽しむ場所」という意味では、第1ターミナル屋上『展望デッキ』の方がメイン施設となるでしょう。
  • 第2ターミナル屋上の『見学デッキ』は、休憩所的な性格が強い印象。南北2つに物理的に場所が区切られていて、相互往来ができない構造になっています。