成田空港には、数多くのアート作品がさまざまな場所に展示されています。
そのなかでも、第1ターミナル地下に展開されている「日本美術名品ミニギャラリー」は必見!
日本を代表する美術品で訪問客を迎えてくれます。
成田空港で東京国立博物館(トーハク)の美術品を間近に鑑賞できる「日本美術名品ミニギャラリー」についてお伝えします!
成田空港の『日本美術名品ミニギャラリー』
成田空港に展示されているアート作品のなかでも、第1ターミナル地下1階の「日本美術名品ミニギャラリー」はもっとも大規模に展開されているものです。
2017年8月5日から展示されているもので、普段は遠くからしか鑑賞できない美術品を間近で見ることができるスペースです!
東京国立博物館(トーハク)所蔵の日本美術の名品が壁面に
日本美術名品ミニギャラリーは、東京国立博物館(トーハク)所蔵の日本美術の名品を特殊なフィルムにプリントして壁面をラッピングしたものです。
特殊フィルムを製造している株式会社スリーエムジャパンと、東京国立博物館、成田国際空港株式会社の協力事業として実施されています。
展示開始時に、東京国立博物館からも広報されていますね!
8月5日より成田国際空港第1ターミナル南北ウイング到着ロビーから鉄道駅(B1階)へ向かう通路にトーハクの名品の数々が使われています!成田空港ご利用の際には要チェック!撮影スポットとしてもいい感じです! #naritaairport pic.twitter.com/aQvPzJzAf0
— トーハク広報室 (@TNM_PR) August 8, 2017
『日本美術名品ミニギャラリー』は3か所で展開
日本美術名品ミニギャラリーは、第1ターミナル地下1階、合計3か所で展開されています。
展示されている代表的な作品は次の通りです。
①南ウイングへ上がる通路の展示
- 尾形光琳作「八橋蒔絵螺鈿硯箱」国宝
- 俵屋宗雪筆「秋草図屏風」重要文化財
- 狩野永徳筆「檜図屏風」国宝
- 葛飾北斎筆「富嶽三十六景」より「神奈川沖浪裏」
②中央通路の展示
- 狩野養信筆「源氏物語屏風」
- 東洲斎写楽筆「三代目大谷鬼治の江戸兵衛」重要文化財
- 喜多川歌麿筆「婦女人相十品・ポッピンを吹く女」
- 横山大観筆「雲中富士」
③北ウイングへ上がる通路の展示
- 菱川師宣筆「見返り美人図」
- 岩佐又兵衛筆「洛中洛外図屏風(舟木本)」国宝
- 葛飾北斎筆「富嶽三十六景」より「凱風快晴」
『日本美術名品ミニギャラリー』の展示状況
ここからは、日本美術名品ミニギャラリーで日本美術の名品がどのように展示されているのか、その様子を写真を中心にお伝えします。
フロアマップでも示しましたが、成田空港駅から第1ターミナルに入る場合は、向かって左手から、①南ウイングへ上がる通路、②中央通路、③北ウイングへ上がる通路、となっています。その順番で写真を掲載しています。
日本美術名品ミニギャラリーは、写真撮影スペースとしてもおすすめです!
当記事で掲載している展示内容が、どこで写真を撮影するか?などを決める参考になったら嬉しいです。
①南ウイングへ上がる通路
②中央通路
③北ウイングへ上がる通路
成田空港で東京国立博物館(トーハク)の美術品を間近に鑑賞できる【日本美術名品ミニギャラリー】まとめ
東京国立博物館(トーハク)の美術品を間近に鑑賞できる「日本美術名品ミニギャラリー」についてお伝えしました!
- 成田空港のなかには、さまざまなアート作品が展示されています。
- そのなかでも、第1ターミナル地下3か所で展開されている「日本美術名品ミニギャラリー」は最も規模が大きな展示です。
- 日本美術名品ミニギャラリーは、東京国立博物館(トーハク)所蔵の日本美術の名品を特殊なフィルムにプリントして壁面をラッピングしたもの。
- 普段は遠くからしか鑑賞できない美術品を間近で見ることができるスペースとなっています。
- 日本美術名品ミニギャラリーは、成田空港内の写真撮影スペースとしてもおすすめです!