成田空港には、荷物を詰め替えたり、重量を計測できるパッキングエリアが用意されています。
パッキングエリアは各ターミナルに用意されていて、誰でも無料で利用することができます。
荷物の重さが気になっているなら、搭乗手続きをする前に、パッキングエリアを利用するのがおすすめです!
成田空港のパッキングエリアでは誰でも無料で荷物の重量計測ができることをお伝えします。
成田空港のパッキングエリアを利用する際の注意点
成田空港のパッキングエリアは、基本的に写真のような構成になっています。
- 荷造り台(Repack Table)※第3ターミナルには無し
- 重量計(写真右側)
荷物を詰め直して、重量を再計測する場所、と考えていればOKです!
成田空港のパッキングエリアは、無料で利用可能です。
お金がかかるという心配はしなくて大丈夫です。
【注意点①】利用は先着順(早い者勝ち)
成田空港のパッキングエリアは、無料で利用できる一方、予約等を行う方法はありません。
基本的に、先着順・早い者勝ちとなります。
家族全員の荷物を詰め直している状況などに遭遇することもあり、先に利用している人達が時間がかかりそうであれば、別な場所をどんどん当たっていくと良いと思います。
後ほど説明しますが、成田空港のパッキングエリアは、各ターミナルに数多く設置されています。お目当てのエリアが埋まっていれば、どんどん次を当たりましょう!
【注意点②】時間に余裕をもって行動すべき
成田空港のパッキングエリアを利用する際には、荷物の重量等に不安を感じているケースも多いのではないかと思います。
不安を感じている部分があるなら、時間には十分余裕をもって行動しましょう。
フルサービスのキャリアでも、座席グレードによって無料で持ち込める荷物の重量は異なりますし、LCCの場合にはさらに制限が厳しくなります。
万一既定の重量を超過してしまったら、詰め替える・捨てる・預ける・別送するなど、さまざまな対応策を考えなくてはなりません。
どのような対応をとるにしても、ある程度時間がかかることは間違いありませんので、時間が無くて捨てるしかないという対応にならなくて済むよう気を付けましょう。
【注意点③】プライバシーが気になるなら第2ターミナルがおすすめ
荷物のなかに、できるだけ他人に見られたくない荷物があるような場合は、第2ターミナルにあるパッキングスペースがおすすめです。
写真の通り、半個室形態になっていて、荷物を積みかえるような場合にも、最低限の目隠しにはなるかたちです。
ターミナル間の移動については、詳しくは次の記事を参考にしてください。
成田空港のパッキングエリアが設置されている場所
成田空港のパッキングエリアは、各ターミナルの出発ロビーの入口に近いラインに横並びに設置されています。
空いているパッキングエリアを探すときは、縦移動ではなく横移動するということですね。
各ターミナルのパッキングエリアの配置については、次のフロアマップを参考にして頂ければと思います。
第1ターミナルのパッキングエリア配置
第1ターミナルのパッキングエリアの配置は上図フロアマップの赤丸位置です。
- 南ウイングに3か所
- 北ウイングに2か所
合計5か所とエリア数も多く、全てのエリアで荷造り台と重量計の両方が設置されているので、設備的にも充実しています。
第2ターミナルのパッキングエリア配置
第2ターミナルのパッキングエリアの配置は上図フロアマップの赤丸位置です。
第2ターミナルのパッキングエリアも、全てのエリアで荷造り台と重量計の両方が設置されています。
エリア数は3か所ですが、第2ターミナルのパッキングエリアは、どの場所も何らかのかたちで荷物の中味が見えにくいような配慮がなされているので、安心感が高い設備です。
第3ターミナルのパッキングエリア配置
第3ターミナルのパッキングエリアの配置は上図フロアマップの赤丸位置です。
公式なパッキングエリアは、マップ上一番右のポイントのみなのですが、LCC航空会社の各カウンターにも、LCC航空会社が設置した重量計が設置されていますので、エリア数としては比較的充実しています。
なお、第3ターミナルのパッキングエリアは基本的に重量計のみとなります。
成田空港のパッキングエリアでは誰でも無料で荷物の重量計測ができます!【まとめ】
成田空港のパッキングエリアでは誰でも無料で荷物の重量計測ができること、各ターミナルの位置と設備の特徴をお伝えしました。
- 成田空港のパッキングエリアでは誰でも無料で利用できます。
- 成田空港のパッキングエリアでできることは、荷物の詰め替えと、荷物の重量計測です。
- 第1ターミナルのパッキングエリアは合計5か所で、荷造り台と重量計が備えられていて充実した設備です。
- 第2ターミナルのパッキングエリアは合計3か所ですが、よりプライバシーに配慮された構造となっています。
- 第3ターミナルのパッキングエリアは公式には1か所ですが、LCC航空会社が設置している重量計が利用できるため、エリア数は比較的充実しています。