成田空港は、4月20日から成田空港の第1ターミナル・第2ターミナルが一部閉鎖となることを発表。
あくまで一部閉鎖ではあるのですが、閉鎖の対象となる施設は決して小さな割合ではありません。
4月20日から成田空港の第1ターミナル・第2ターミナルが一部閉鎖となることをお伝えします。
第1ターミナル・第2ターミナルの一部施設を閉鎖
新型コロナウイルス感染症の影響拡大により、海外渡航が事実上不可能な状態となっていますので、成田空港全体の稼働率も大きく低下しています。
対応策として、成田空港は、4月20日から成田空港の第1ターミナル・第2ターミナルについて一部施設を閉鎖することを発表。
まずは閉鎖対象となる施設を説明しますね。
第1ターミナルで閉鎖となる施設は2か所
第1ターミナル『第1サテライト・第4サテライト』を当面閉鎖
第1ターミナルの第1サテライト・第4サテライトが閉鎖となります。
北ウイングと南ウイングの両端を使用しなくなるかたちですね。
第1ターミナル『国内線エリア』を当面閉鎖
第1ターミナルでは、国内線エリアも閉鎖となります。
国内線エリアは、南ウイングの端に位置している施設です。
第2ターミナルで閉鎖となる施設は1か所
第2ターミナルでは、サテライトが閉鎖となります。
搭乗口で言うと、80番台・90番台の使用を停止するかたちです。
第3ターミナルで閉鎖となる施設は無し
第3ターミナルで閉鎖となる施設はありません。
現時点で成田空港を離発着する旅客機は、LCC航空会社の国内便が中心となっています。
今回の措置で、第3ターミナルへのシフトがさらに進みそうな気がします。
Naritime編集部の今後の対応について
今回の措置は、空港内の店舗が臨時休業となる事態よりも、さらにもう一段、縮小対応のステージが上がった印象があります。
現時点ではまだ成田空港には、LCC航空会社の国内便を中心として一定数の旅客機の離発着が見られますが、緊急事態宣言の対象地域が日本全国に拡大されたこともあり、今後についてはかなり厳しい状況も予想されます。
Naritime編集部でも、取材活動も大幅に制限せざるを得ない状況となってきていますので、今後の対応をお知らせしておこうと思います。
大変残念ではあるのですけれども、事態が改善されるまで、原則として新規投稿を停止させて頂こうと思います。
当面は、何かしら大きな事態の動きや、記録に残すべき出来事が生じた場合には、適宜投稿するかたちにて対応しようと考えています。
成田空港だけでなく、日本全国でしばらくは厳しい状況が続くかと思います。皆さまもぜひ感染予防には十分お気を付けのうえ、お過ごしくださいませ。
令和2年4月17日 Naritime編集部