令和2年3月12日(木)、成田空港ではターミナル連絡用の無料シャトルバスに『発車メロディ』を導入しました。
これまで、発車を知らせる合図はシンプルなブザー音でしたが…。
それが、最近の鉄道駅で聞かれるような発車を合図するメロディに切り替わったということですね。
成田空港がターミナル連絡用の無料シャトルバスに『発車メロディ』を導入したことをお伝えします!
発車メロディは第1~第3各ターミナルで使用
成田空港は、令和2年3月12日(木)からターミナル連絡用の無料シャトルバスに『発車メロディ』を導入しました。
これまでシンプルなブザー音だった発車の合図が、独特のメロディに変わっているんです!
発車メロディが流れるバス停留所
実施場所 | 成田国際空港内(一般エリア)運行のターミナル連絡バス |
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開始日時 | 2020年3月12日(木) |
使用楽曲 | オリジナルメロディ『空と旅人』約12秒程度 |
使用バス停 | ・第1ターミナル ・第2ターミナル(2か所) ・第3ターミナル |
今回導入された発車メロディについて、一覧表にまとめてみました。
一点だけ注意点があり、ターミナル連絡用の無料シャトルバスに実際に乗って周回してみて気が付いたのですが、東成田駅バス停では発車メロディが流れないようです。
無料シャトルバスの東成田駅バス停は、原則、乗客を待つために停車することはしない運用としているように見えますので、その影響かも知れませんね。
成田空港内のターミナル連絡用の無料シャトルバスについては、詳しくは次の記事を参考にしてください。
発車メロディに期待される効果とは?
ターミナル連絡バスは乗降場の形状の特性から、停車中のバスを遠くからでも視認できるものの、お客様にとって発車するタイミングが分かりづらいため、乗車を急がれるお客様が多く見受けられました。そこで、バス車外に向けて発車時刻になったことをお知らせするメロディと音声アナウンスを流すことと致しました。これにより、ドアが閉まるタイミングを予め予測できることで、安全なドアの開閉や定時運行に寄与するものと考えております。
(出典:成田国際空港『2020年3月5日付ニュースリリース』より)
成田空港では、発車メロディを導入する理由をこのように説明しています。
これまでの運用は次のようなかたちでした。
- 発車アナウンス
- ブザー音 ※ここが発車メロディに変更
- ドア閉じる
2番目の過程が発車メロディに置き換わったことで、乗客が発車に気が付くことができる時間的猶予もできて、ドアを閉めるタイミングが分かりやすくなったように思います。
成田国際空港をイメージしたオリジナルメロディを採用
成田国際空港をイメージして、既存の楽曲ではなく、弊社社員が作曲したオリジナルメロディを使用致しました。曲名は『空と旅人』。高音に向かって美しく響くメロディは、透き通った空に旅人が浮遊している様子を表現しています。
(出典:成田国際空港『2020年3月5日付ニュースリリース』より)
成田空港の発車メロディには、『空と旅人』というオリジナルメロディを採用しています。
透き通った空に旅人が浮遊している様子を表現している…。ということですが、実際に、爽やかでとても素敵なメロディだと感じました!
発車メロディーはバスのスピーカーから流れます
ターミナル連絡用の無料シャトルバスの発車メロディは、バス停にスピーカーが設置されているというわけではありません。
バスのスピーカーから流れているんですね。(おそらく写真の〇位置では無いかと思うのでですけれども…)
実際に録音したデータをご紹介しますね!
発車メロディーから発車まで一連の流れ
ターミナル連絡用の無料シャトルバスは、基本的に次の流れで発車します。
- 各国言語でアナウンス
- 発車メロディー
- 発車
こちらも、一連の流れを、実際に録音したデータをご紹介しておきます!
【実音声付き】成田空港がターミナル連絡用の無料シャトルバスに発車メロディを導入【まとめ】
成田空港がターミナル連絡用の無料シャトルバスに『発車メロディ』を導入したことをお伝えしました。
- 令和2年3月12日(木)、成田空港ではターミナル連絡用の無料シャトルバスに『発車メロディ』を導入しました。
- 『発車メロディ』は、成田空港の第1~第3各ターミナルのバス停で流れ、東成田駅バス停では流れ無いようです。
- ブザー音が発車メロディに置き換わったことで、バスのドアが閉まるタイミングが分かりやすくなっています。
- 成田空港の発車メロディは、『空と旅人』というオリジナルメロディを採用しています。
- 透き通った空に旅人が浮遊している様子を表現している、発車メロディ。成田空港に行く機会があったら、是非聞いてみてください!